25 Aug 2012

アメリカで働く

日本の労働市場の縮小が海外インターンやボランティアの普及と相まって、今ほど海外で働くことが注目されている時代はなかったのではないでしょうか。(ちなみに私は運よく?3年目で海外駐在に出ることになりましたが、周囲を見ていても初駐在の年次はどんどん低下している印象です。)

おそらく一昔前であれば、日本の大企業(商社やメーカー)に入りそこで5~6年経験を積んで海外駐在、というのが決まったパターンだったのかもしれませんが、最近では直接海外の企業へ飛び込む人も多いようです。

しかし、ただでさえ言葉のハンデがある多くの日本人にとって、いきなり海外の企業にチャレンジするのは相当ハードルが高いはず。

一体どんな人が成功しているのか…?と思っていたところ、良い記事を見つけたので紹介します。

アメリカ就職において最も重要な8つの要素

記事で紹介されている三浦雅人さんは高校を自主退学後、米国留学を経て、シリコンバレーを拠点としWebサイトデザインなどコンサルティングを手掛けるbtrax社にてインターンとして採用される。

彼の言葉で印象深かったのが
日本人が他のアメリカ人の方達と同じ方法で戦っても多くのハンデを負う上にレッドオーシャンになってしまうので、「バイリンガルマーケット(例え英語がビジネスレベルでも)」+「アメリカ人達と渡り合うことの出来る技術スキル」+「誰にも負けない何か一つの分野に対する情熱」、という3つの軸を持って挑むのがベスト
 「待つな。」これは僕の大学が行う就活講義で、学生達へ一貫して伝えられるメッセージです。…この「待たない姿勢」を理解することは、アメリカの就職活動文化を正しく理解することでもあります。またそれは日本の就職活動と全く異なる側面でもあるため、日本の感覚だけで進めようとすると失敗する可能性が高い
どうせ明日死ぬかもしれず、数十年しか続かない人生であれば、周りの声に耳を貸さずに、自分の心の奥深くにある声に耳を傾け、その欲求へ素直に従う生き方もいいと思う
 如何に他者と自分を差別化し、そのためのスキルや経験を積み、積極的に気概を持って行動するか、が海外就職では重要になるのかと思います。

特に、日本の様に皆が一斉にリクルートスーツを着て就職活動、なんて方法はとても特殊だと思うので、彼のような経験談はとても参考になりました。