3 Sept 2011

Favorite Scenery

毎朝通勤時に見る、世界遺産・イスタンブール歴史地区の風景。

左のアヤソフィア(由来はギリシア語のハギア・ソフィア/聖なる叡智の意)はキリスト教の大聖堂として360年に建立。焼失と再建を繰り返しながらも、東ローマ帝国時代、正教会第一の格式を誇っていた。1453年、オスマン帝国がコンスタンティノープル(現イスタンブール)を占拠すると、メフメト2世はこの大聖堂をモスクへ転換。十字架を取り外し、ミフラーブ(メッカの方向を示すくぼみ)・4本のミナレット※を加えた。キリスト教からイスラム教への移り変わりが分かる、世界でも稀有な文化遺産。

※モスクに付属する塔。一日5回の礼拝時刻の告知を行うのに使用される。現在はマイクとスピーカーを使っているけれど、昔は人が塔に登り祈祷者に呼びかけていたとのこと。

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右のスルタンアフメット・モスクは、オスマン帝国第14代のスルタン・アフメット1世によって1609年~1616年の7年と驚くべき短さで建立(通常は数十~百年かかる)。6本のミナレット、および内部の青を基調としたタイルが特徴的であり、世界で一番美しいモスクとも称される。

夏の間はライトアップも。

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夜、家から見えるボスポラス大橋。夏は花火も見える。

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こんな素敵な街に住んでたら、東京には戻れないなぁ…と思う日々。。。