6 Oct 2011

サムライバックパッカー

昨日、世界一周中の太田英基さんにお会いしました。
太田さんは中央大学在学中の2005年に、学生向けの無料コピーサービス『タダコピ』を展開する株式会社オーシャナイズを創業。同社の取締役を退任された後、現在は世界を一周するサムライバックパッカープロジェクトを敢行中です。


このプロジェクトの目的は、旅を通じ海外で活躍する日本人(サムライ)を取材、彼らの働き方を発信することにより日本の若者へ“グローバルな生き方”に対する気づきを与えるというもの。(詳しくはこちら
また、彼はなるべくカウチサーフィンを使い、現地の人や他のバックパッカーと交流しながら、日本や世界で起きている問題に対する自分の考えをコラム発信しています。

実際に彼にお会いして感じたことは、心底明るい方だという事。

海外に一人で出ていき、現地で働く人(それも日本企業の駐在員ではなく、起業している人や外国機関やNGOに勤めている人)を人づてに見つけ、取材を申し込むというのは相当根気のいる仕事なはず。実際、なかなか見つからない国もあるみたい。
これって、本当に人に会うのが好きで根明な人にしかできないんだろうなぁと思う。彼にはそういう意味での突破力というか、人を惹きつける天性の才能を感じました。

また、このプロジェクトを成り立たせているのがSocial Mediaの力。彼はFacebookやTwitter

(@mohideki)で最新情報を常に発信しており、ここから次の取材者を受けることも多いそう。


彼と話していて、また彼の紹介するサムライ達のストーリーを読んで思ったのは月並みながら、何かを成し遂げるのに不可能なことなんて何もないということ。多くの場合は自分が不可能にするための理由探しをしているだけ。
私も海外に一人で出ていき、色んな人に出会い、様々な生き方や考え方に出会ってきましたが、改めて自分のやりたいことや歩みたい人生の方向について再考させられました。(ちなみに一番のお気に入りはこの方の話。南米に行きたくなります。)

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最後に、ふと思い出した名言を。

Anyone who has never made a mistake has never tried anything new.―Albert Einstein
                               
(失敗をしたことがない者は、
何も新しいことに挑戦したことがない。―アルバート・アインシュタイン)